2013年03月13日

来週にも公開質問状、申し入れ書に対し、市より文書回答

本日13日、北九州市の環境局より「来週中に、2月7日、3月4日に提出した質問書、申し入れ書に対し、全て文書で回答する」とご連絡がありました。

2月7日提出
・第3回公開質問状〜宮城県石巻ブロックの災害廃棄物受け入れに関して〜(ハイキブツバスターズ)
・災害廃棄物処理の即時終了再申し入れ書(ハイキブツバスターズ)
・申し入れ(ハイキブツバスターズ北九州、いのち・未来 うべ、がれき問題を考える会・福岡)1月24日の新門司工場での作業員死亡事故の原因と経過を明らかにし、責任を明確にしてほしい

3月4日提出
・質問書(2月7日提出「1月24日の新門司工場での作業員死亡事故の原因と経過を明らかにし、責任を明確にしてほしい」申し入れへの補充質問)

14日14時に市へ再度回答を求めに行く予定でしたが、こちらは中止になります。

チラシ等を見て来てくださった方には、その場でご報告させて頂きます。
急遽予定が変更になり申し訳ありませんが、どうぞ宜しくお願いいたします。
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「新門司工場における死亡事故に関する申し入れ書」への補充質問

3月4日11時に、北九州市環境局に「新門司工場における死亡事故に関する申し入れ書」の補充質問を提出いたしました。

2013年3月4日
北九州市長 北橋 健治 殿

質問書 
(2013年2月7日提出「1月24日の新門司工場での作業員死亡事故の原因と経緯を明らかにし、責任を明確にしてほしい」申し入れへの補充質問) 
文責:ハイキブツバスターズ北九州
 
この間開示された次の文書をもとに質問します。以下、文書1,文書2,文書3,文書4、文書5等とする。 
文書1:「北九州市新門司工場死亡事故について」(報道発表資料、平成25年1月24日付、環境局循環社会推進部施設課)
文書2: 「事故(災害)報告書」(平成25年1月25日付、環境局長 今永博宛 新門司工場長 田中裕二) 
文書3:「北九州市新門司工場死亡事故について(第2報)」(報道発表資料、平成25年1月31日付、環境局循環社会推進部施設課) 
文書4:「図」(新門司工場3号炉)の表題のあるうち「作業中」とあるもの 
文書5:「図」(新門司工場3号炉)の表題のあるうち「事故時」とあるもの 

【質問趣旨】作業従事者の死亡というかけがえのない犠牲が出ていることから、全般的な質問は本文(申し入れ書)に譲り、直接的な事故場面に絞って補充の質問をしたい。「申し入れ書」ですでに質問してある項目には、そちらで誠実な回答をお願いするものである。 

【質問】 
1) 死亡した作業従事者(61歳)は協和汽罐工業(有)所属の社員であったのか、それとも南立興業所(有)所属であったのか。 
2) いわゆる正社員であったのか、それとも「非正規職社員」であったのか。 
3) 文書1によれば、「2名で除去作業中」とされている。文書4、文書5における図においては、いずれも死亡した作業従事者のすぐ後ろないし至近距離にもう一人の作業員がいるように表示されている。これは「概略図」のようであるが、ほぼ正確な位置関係を示していると理解してよいか。 
4) 文書4、文書5の図の中央部分に「2名で交代作業」と記されている。この「交代作業」と文書1の「2名で除去作業中」は同一の作業を意味するのか。別の作業のことであるか。ここが不明瞭である。 
5) 図の中央部分の「2名で交代作業」は、クリンカ(焼塊)を熔融炉の壁面から除去する通常の作業中における交代を意味するのか。その場合は、一名が作業中、もう一人の作業員の任務は何であり、どこで何をしていたのか。 
6) あるいは、文書1の「2名で除去作業中、うち一名が転落し、崩れた灰に頭を下にして腹まで埋まった・・・」の「除去作業」の意味するところは、「崩落事故直前の」(クリンカ(焼塊)を下の空洞に突き落とす)作業を意味するのか。文書4、文書5にある事故直前および事故直後の状況を意味しているのか。重要な点なのでしっかりとした確認を求める。つまり、第一発見者は文書4、文書5に示されている至近距離にいた作業員ということでよいのか。その作業者は協和汽罐工業(有)所属の作業員であったのか、あるいは南立興業所(有)所属の作業員であったのか。 
7) その場合、転落した作業従事者の至近距離にもう一人の作業員がいたのであるから、その作業員の事故直後の行動および証言が非常に重要であると思われる。文書1によれば、「他の作業員による救出作業開始」とあるが、その当該の人間はまずは至近距離にいた作業員であるはずである。そのように理解してよいか。つまり、一人で救出しようとしたが不可能と分かり、他の作業員にも事故を知らせる作業などをしたために119番通報まで15分を要したということであるのか。13:25頃から1:40頃の最も重要な時間帯の説明が求められると考える。この時間帯の行動は生存か死亡かを決める非常に重要な分岐をなしていたと考える。その点に関する詳細な説明が全くなされていないが、どういうことであるのか。 
8) 一方、炉内の作業とは別に、1Fマンホール穴付近には「5名 灰取出し」と記載されている。同時間帯に本当に5名いたのか。この5名の内の何名かが、クリンカ(焼塊)が上から一挙に崩落してきたのであるから、何らかの事故に気がつく可能性はなかったのか。 
9) 文書3によれば、「死因は気道にクリンカ(焼塊)が詰まったことによる窒息死」とある。その下のほうには(4)「・・・廻りのクリンカ(焼塊)が覆いかぶさったことから窒息状態となり」と記述されている。図によれば、クリンカ(焼塊)はこぶし大の塊のように図示されている。「気道に詰まった」ということは細かい「灰」状のものを吸い込んだことが原因であるとも読み取れる。あるいは「覆いかぶさったことから窒息状態」とは「圧死」のようにも読み取れる。いずれであるか。 
10) また、司法解剖はされたのか。               
以上
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2013年02月21日

第3回公開質問状〜宮城県石巻ブロックの災害廃棄物受け入れに関して〜


ブログでの公開が遅くなり申し訳ありません。
2月7日14時に北九州市に提出した「第3回公開質問状〜宮城県石巻ブロックの災害廃棄物受け入れに関して〜」の内容は以下の通りです。

第3回公開質問状

〜宮城県石巻ブロックの災害廃棄物受け入れに関して〜

2013(平成25)年2月7日
北九州市長  北 橋 健 治 殿 

ハイキブツバスターズ北九州
共同代表 6名

北九州第一法律事務所 弁護士 池 上   遊
久留米第一法律事務所 弁護士 紫 藤 拓 也


第1     はじめに
1     私たちから貴職に対し2回にわたり提出した公開質問状について,これまで平成24年10月1日、同年11月1日,12月13日、12月20日と4回の説明会において,回答を頂きました。
 結局,上記の回答いずれも、本件広域処理計画は、震災からの復興再生に必要な予算を無駄なことに投資する点と、災害廃棄物の処理の安全性について適切とは思われないことから、「真に震災被害地や日本の再生復興に役立つこと」ではないのではないかという、当初の私たちの疑問を払拭するものではありませんでした。
2     先日,貴職において,本年3月末日をもって宮城県との業務委託契約は終了し,その後は同契約を更新しないことが表明されたところです。
これに対する私たちの見解として,本年3月末日をまたずに焼却を即刻中止してもらいたいと平成24年12月26日付要請書にて貴職に要請したところです。
しかし,いまだに貴職がこの点を聞き入れられておらず,しかも,上記の私たちの疑問がいまだ解消されていないということは,誠に遺憾と言わざるを得ません。
3 今回は,これまでの貴職からの説明内容について,又は,私たちに新たに生じた疑問について,改めて貴職に問い,現在も行われている災害廃棄物の焼却がいかに私たち市民の疑問を置き去りにしたまま進んでいるかについて,貴職の認識を改めていただいた上,即刻焼却を中止してもらうことを求めるものです。
なお,これまで貴職に質問させていただく際に,繰り返し述べてきたことではありますが,本質問も、貴職が、いずれも容易かつ迅速に明確な回答ができる質問ばかりですので、誠実なご対応をお願いします。
また、以下の質問の中には、宮城県、石巻ブロック、国の、あるいは他自治体、一般企業、自治会などの、いわゆる第三者の行為についての貴職の認識も含まれておりますが、これまたこれまで繰り返し述べてきたとおり、くれぐれも「それは第三者の問題であり、当職としては認識していない/答える立場ではない」という回答はご遠慮ください。


第2     質問事項
1     試験焼却に関して
平成24年6月4日,北九州市議会・環境建設委員会において,災害廃棄物の試験焼却の測定結果について、46000ベクレルの放射性物質が行方不明になったという報告がありました。
担当部局からは,上記放射性物質が「どこに行ったのかは差し控えさせていただきたい」と答弁されています。
この点について,なぜ差し控えなければならないのか,理由をお教えください。
また,その理由が,どこに行ったのかが分からないからであるという場合,焼却場の外に,すなわち,大気中に放出された可能性について検討されているでしょうか。検討されているという場合,検討の結果,例えばバグフィルターの性能を再度チェックするなど何らかの対策を取ったかどうかについてお教えください。
本焼却後のデータを拝見しましたが,バグフィルターの性能には疑問を抱かざるを得ず,私たちとしては,物質収支を明らかにする必要があると考えています。そのため,上記の対策を何もとっていないという場合には,バグフィルターの性能を証明するためにも,物質収支を明らかにしていただくよう要請します。
大気中に放出されたという可能性以外にも行方不明となった原因は複数考えられますが,貴職において,検証を行い,原因を特定するということを検討されたかどうか,検討したが,原因を特定する必要はないと考えたという場合,その理由についてお教えください。

2 生物濃縮について
前回の貴職担当部局による説明では,放射性セシウムについて,生物濃縮はないとのことでした。
この点,平成24年4月3日,毎日新聞は以下の報道を配信しています。
「放射性セシウム:事故前の100倍に 福島沖ブランクトン
 事故を起こした東京電力福島第1原発の沖合300キロの海中に生息する動物プランクトンに、最大で事故前の約100倍に当たる放射性セシウムが含まれていたことが、東京大大気海洋研究所(千葉県柏市)の西川淳助教(海洋生物学)らの調査で分かった。
セシウムは原発事故由来とみられ、流出した放射性物質が海洋に広範囲に拡散していることを示す。
 西川助教は「低濃度だが、食物連鎖を通して魚類に蓄積する生物濃縮の可能性もあり、継続的な調査が必要だ」としている。調査結果は3日付の米国科学アカデミー紀要に掲載された。
 調査は原発事故後の昨年6月、米ウッズホール海洋研究所などのチームと合同で実施。同原発の30〜600キロ沖合の約60地点で海水と動物プランクトンを採取し、放射性セシウムの濃度を調べた。
 その結果、放射性セシウムは全地点で検出された。
動物プランクトンの最大値(セシウム134と137の合計)は、沖合300キロ地点で採取したもので乾燥重量1キロ当たり約102ベクレル。事故前の平均値(セシウム137のみ、同0.1〜1ベクレル未満)の最大100倍に当たる。
 最小値は600キロ沖合で同0.3ベクレルだった。
 海水中の放射性セシウムの最大値は、沖合100キロ地点で1立方メートル当たり7733ベクレルだった。
 福島沖の南には黒潮が流れ、房総半島沖で東へ蛇行しているが、今回の調査で黒潮の南側では放射性セシウムがほとんど検出されなかったことから、調査時には黒潮が放射性物質の南側への拡散を防いでいたらしい。
 西川助教は「動物プランクトンを餌にする海洋生物は種類ごとに、時間を追って変化を注視する必要がある」と話している。」
以上のとおり,濃縮はあることが専門家からも指摘されていますところ,上記の担当部局による説明は,いかなる根拠・文献によるものなのか,お教えください。国の見解や通達などがあるという場合,それもお教えください。
仮に誤りであったという場合,貴職において,生物濃縮を経ることにより,健康被害が発生する可能性について,これまで検討をされてこなかったのでしょうか。仮に検討してこなかったという場合,前述したとおり現在行われている焼却の中止はもちろん,上記の点について対策を講じていただくよう求めます。

3 焼却時の問題について
(1) 貴職の説明によれば,PM2.5の測定にハイボリュームエアーサンプラーを使用していないとのことですが、貴職は,どのような方法により測定しているのかお教えください。測定の際に使用している機器についても,合わせてお教えください。
また,北九州市のホームページによれば,平成21年度から平成23年度にかけて「大気微小粒子状物質(PM2.5)の調査」というテーマで北九州市は環境科学研究所で調査研究を行っています。
このように3年もの間,継続してPM2.5の調査研究をしていますが,市民に対しその結果を全く公開していません。
なぜ公開しないのか,その理由についてお教えください。
同ホームページ(http://www.city.kitakyushu.lg.jp/kankyou/00400014.html)の表の上から3番目に,直径2.5μm以下の微小粒子(PM2.5)の環境基準が設定されたため、市内におけるPM2.5の実態を調査すること,PM2.5に含まれる重金属やイオン類などの化学組成を調査すること,という概要で調査をしたことになっていますが,その結果が公開されていないのです。
(2) これまでの貴職の説明によると,災害廃棄物中に含まれる放射性セシウムは,焼却処理によってほとんどが塩化セシウム(融点645℃、沸点1295℃)になるため,処理過程で飛灰に付着するとのことでした。
この点、処理過程でほとんどが塩化セシウムになるという根拠についてお教えください。具体的な文献等資料があればそれもお教えください。
また,放射性セシウムは,その性質上多くは化合物となって存在すると考えられ、塩化物以外の酸化物、水酸化物または塩を形成する可能性がありますが、その可能性について考慮せずに,塩化セシウムのみと考える理由もお教えください。
さらに、担当部局による説明の中で,セシウムは安定したバリウムに変わるとの説明がありました。この説明は科学的に正確なのかお教えください。正確であることを示した文献等資料についてもお教えください。
(3) 前回(平成24年12月20日)の説明会において,私たちは,試験焼却時の結果データを基礎にした想定とその後(2012年12月、今日時点では2013年1月)の焼却結果データに著しい食い違いがあったため,その理由として考えられる点について説明を求めました。
これに対し,担当部局から,@焼却の比率(一般ゴミと災害廃棄物の混合比率)が、一般的には「10%」となっているが「10%ちょっと以下。だから、3万9,500トンを今の北九州の余力で割りますと、約8%になる。」、「現実にはだいたい8%〜10%ぐらいを行き来するような形で焼却はやっています。」との回答がありました。
そこで,@の回答を前提に,「8%」「9%」「10%」の各場合について計算したところ(添付資料)、試験焼却時に北九州市が提出した想定とかけ離れた数値しか出てきませんでした。
ここに示されている数字は、いずれも試験焼却によって得られたものとして北九州市が想定した飛灰の「放射能濃度」の水準を大きく下回っており、その結果の意味するところは、バグフィルターによって放射性セシウムが99.9%捕捉されているという北九州市の主張は誤りであると言わざるを得ないところにあると考えられます。
ついては,以上の点を踏まえ,貴職の私たちの考えに対するご意見をお聞かせください。添付資料に誤りがあれば,併せてご指摘ください。
また,担当部局から,A「今の現実の廃棄物というのは、毎日毎日来たやつを、測定も1週間に1度やっておりますけれども、毎日毎日入るものと実際に燃やすものとが多少違ってるところがあって」との説明もありました。そして、測定した災害廃棄物(試料)と焼却した結果としての飛灰の測定(試料)が同一でないことがあるから「直接には一致しないことがある」との回答でした。
この点,平成25年1月29日の時点で,本焼却は13回に及んでいますが,統計学上,焼却の回数が増えれば,そのぶん「一般的図式」つまり、計算上の放射能濃度と焼却結果により得られた放射能濃度が近づかなければならないものと考えられます。このことは,貴職がそれをもって「概ねセシウムは飛灰に移行したものと考えられる」としてきたことからも明らかです。
ところが、焼却回数が重なっても一向に「近似」せず、その理由について,貴職から何ら説明が公表されていません。
そこで,この点に対する貴職のお考えをお聞かせください。添付資料に誤りがあれば,併せてご指摘ください。
なお、添付資料について補足しますと,北九州市の発表には「不検出」と「計測なし」の箇所がありますが、これらを「0」と考えることは正確ではないため、他の箇所の数値等から妥当と推測される数値を入力して計算しています。
また,2012年11月21日と12月19日、2013年1月23日には災害廃棄物の放射能測定は行われていませんが,飛灰の測定データは公表されていますので,「欠落(30ベクレル/Kg)」と推測して入力しています。
さらに,Cs134の測定に関し、災害廃棄物は9月25日、10月23〜24日、11月7〜8日に、飛灰は11月7〜8日に「不検出」(皇后崎工場)と計測されていますが、「0」とは考えることは正確ではないため,Cs134とCs137の組成比率等を考慮して,それぞれ9ベクレル/Kgと推測して入力しています。
以上のような私たちの「補正」について,貴職が不合理な点があるとお考えの場合,なぜ不合理であるか理由をお教えいただくとともに,それらの補正をせずに計算した理由についてもお教えください。

4 最終処分時の問題について
⑴ 前回(平成24年12月13日)の説明会において、担当部局によれば,日明工場、皇后崎工場、新門司工場から響灘西地区最終処分場へ車両により焼却灰を運ぶ経路を公表するとのことでした。
しかし,現在に至るまで公表がされないままとなっています。これはどのような理由によるものかお教えください。
また、私たちとしては,上記の理由がどのような理由であれ,貴職に対し,直ちに経路を公表していただくよう求めます。
その際には,実際に使用する道路の名称とともに各道路の利用区間について,公表いただくよう求めます(例えば,県道★号線の★(交差点名)から★(交差点名)まで)。
⑵ 各焼却場から最終処分場まで焼却灰を運搬するトラックについて,運搬の際,焼却灰は外部に漏れさないよう密閉されているのでしょうか。灰をどのような形でトラックに積載しているのかお教えください。
トラックから焼却灰が一般道路に飛散する危険性はないのか,についてもお教えください。
⑶ 私たちは,これまでの貴職の説明の中で、響灘西地区最終処分場からの排水の際に、すでに北九州市が用意しているゼオライトが充填された吸着塔を使用しない十分な理由は示されていないと認識しています。
  私たちとしては,北九州市民と周辺自治体住民の健康を守るためには,いかなる理由であれ使用すべきだと考えていますが、改めて使用しない理由をお教えください。
⑷ 前回の説明会において,担当部局からは,最終処分場は、水を通さない粘土質で囲っているから、放射性物質や有害物質が漏出することはない,との説明がありました。
しかし,埋め立て時に粘土層に使用する粘土は,乾燥により収縮やひび割れを起こし、降雨によりコロイド状となって流出する、あるいは,粘土層土手が崩壊するおそれがあると思われます。また,膨潤現象で粘土質が崩壊するおそれも考えられます。
貴職は,こうした事態を想定されているのかお教えください。想定されているという場合,このような事態が起きた場合の対処としてどのようなことを行うのかお教えください。
また,粘土層が放射性セシウムを吸収するのは,粘土内部のイオン交換作用によると思われますが、粘土が放射性セシウムで飽和し、イオン交換ができなくなった場合、 吸収効果がそれ以上望めないことになるのではないかと危惧しています。
貴職は,こうした事態を想定されているのかお教えください。想定されているという場合,このような事態が起きた場合の対処としてどのようなことを行うのかお教えください。
⑸ 最終処分場は海に面していますが、海水中のナトリウムにより粘土層の透水係数が上がるという九州大学の研究報告があります。具体的には,純水浸透の試料では透水係数が徐々に減少し,海水浸透の試料では徐々に増加し,最終的には4〜5倍近く海水浸透の透水係数が高くなるとのことです(添付書類「塩類が海成粘土の透水係数および鉛の吸着に及ぼす影響」参照)。
貴職は,このような現象についてご存知でしょうか。
透水係数が上がるということは,灰の中の放射性セシウム等が粘土層からしみ出すことになるのではないかと危惧しています。
貴職が上記の現象についてご存知であるという場合,粘土層維持のために対策を講じているのでしょうか。どのような対策を講じているのでしょうか。
⑹ これまでの貴職の説明によれば,最終処分場で焼却灰(飛灰)を埋め立てる際、陸域化した部分で処分し、これにかぶせる防水シートはポリエチレン製で,紫外線劣化対策により30年から50年の耐久性があるから漏れ出す心配はないとのことでした。
しかし,当該防水シートを製造しているメーカーの担当者から聞いたところでは,当該防水シートは,水を完全に遮る遮水シートではないこと、重機の衝突など強い衝撃に耐えられるものではないこと、地震など天災に対して耐用年数を保証できるものではないことが分かりました。
私たちとしては,このことからすると完全に遮水できるという性能保証があるシートに変更するとか,埋め立ての工法そのものを変えるべきであると考えますが、以上の点について貴職はご存知でしょうか。
ご存知であるという場合,以上の点を踏まえても現在使用されている防水シートで問題ないという理由についてお教えください。
ところで,当該防水シートの耐用年数試験はどのような試験条件で行われたものか,実際に50年間使用試験した実績のあるものか,貴職がご存知であればお教えください。
酸、アルカリ、日光、塩、温度変化による劣化の可能性も考えられますが,これらの可能性を考慮しても上記の耐用年数が保証されるのでしょうか,お教えください。
また,主灰、飛灰、溶融スラグなどがシートに傷をつけ,穴をあける可能性や台風などの天災によって吹き飛んだり,はがれたりする可能性も考えられます。この可能性についてはいかがでしょうか。

5 最終処分後の問題
⑴ 前述したとおり,北九州市は,宮城県石巻市の災害廃棄物受け入れを本年3月末で終了するとのことですが、本日現在、北九州市のホームページにはその旨が記載されていません。
この点について,記載しない理由があればお教えください。
また、私たちとしては,上記の理由がどのような理由であれ,市民にとって重要な情報と考えていますので,直ちに北九州市のホームページに記載し、市民に周知を図るよう求めます。
⑵ 本年1月24日,新門司工場において,灰除去の作業員が死亡するという痛ましい事故が起こりました。
新門司工場では,災害廃棄物も焼却されていますところ,私たちとしては,放射性物質を含む有害物質がその死の原因となっている可能性を憂慮しています。
ついては,事故の詳細な経緯や当時の作業手順、作業員が除去していたクリンカー(焼塊)の放射性物質の濃度について計測していたか,計測していたという場合その数値についてお教えください。
仮に,上記の計測を行っていないという場合,現在の数値であっても計測し,結果を公表していただくよう求めます。
亡くなった作業員の方が埋もれた焼却灰の放射能についても全核種スペクトルも含め計測し,結果を公表していただくよう求めます。
⑶ 貴職の説明によれば,災害廃棄物の焼却処理に使用したバグフィルターを焼却処分するとのことです。
しかし,貴職の別の説明では、バグフィルターで99.99%の放射性物質が捕捉されるとのことですから,使用済みのバグフィルターは相当に放射性物質などの有害物質に汚染されていることが考えられます。
したがって、私たちは,バグフィルターの放射性物質の濃度等を測定し,
100Bq/kgを超える場合,焼却処理をすべきではないと考えます。
この点について,貴職において、濃度等の測定を行うことは検討されたでしょうか。仮に測定は行わないという場合,私たちの上記の考えも踏まえて,その理由をお教えください。
また,私たちは,このように高濃度に汚染されていると考えられるバグフィルターを焼却すれば,濃縮が進み、より高濃度に汚染された灰が発生することになり,最終処分はできなくなると考えています。
したがって,使用済みバグフィルターは,厳重な保管が必要と考えています
この点について,貴職において,私たちの考えを踏まえ,それでもバグフィルターを焼却処分するという場合,その理由について私たちが納得できるようにお教えください。
⑷ 北九州大学の伊藤教授は放射性物質の取り扱いについてどのような教育を受け、どのような資格を保持しているのか。
  最終処分場の粘土層に混ぜるシリカとは実際にはどのような素材を使用しているのか。添付されるシリカに塩分は含まれているのか。


第3 終わりに
質問は以上ですが、今回に限り,必ず文書でご回答いただきますようお願いします(回答期限:平成25年2月21日)。
なお、書面でのご回答及び本件に関する問い合わせ等につきましては、今回以降,下記宛にお願いいたします。



連絡先

以上


posted by ハイキブツバスターズ北九州 at 16:09| 公開質問状 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月07日

【拡散希望】本日14時 北九州市に公開質問状、申し入れ書提出


【拡散希望】 2月7日14時
北九州市に公開質問状、申し入れ書を提出いたします。
ご都合のつく方は是非お集まりください。

13時50〜55分 北九州市役所1階市民ホール集合

14時 北九州市役所5階 秘書室に提出

14時10分〜 北九州市役所10階 環境局に提出

【提出書類】
・第3回公開質問状〜宮城県石巻ブロックの災害廃棄物受け入れに関して〜(ハイキブツバスターズ)
・災害廃棄物処理の即時終了再申し入れ書(ハイキブツバスターズ)
・申し入れ(ハイキブツバスターズ北九州、いのち・未来 うべ、がれき問題を考える会・福岡)1月24日の新門司工場での作業員死亡事故の原因と経過を明らかにし、責任を明確にしてほしい

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2012年12月01日

【日時決定!】第3回、第4回公開質問状に対する説明会

ハイキブツバスターズ北九州が北九州市に10月15日に提出した、第2回公開質問状に対する説明会が11月1日に行われましたが、時間切れとなり、全ての質問についての回答を聞くことが出来ませんでした。

残りの質問項目の回答を得る為の説明会開催を申し入れたところ、北九州市環境局循環社会推進課の梶原課長によると、11月中の対応は12月議会の準備がある為、難しいとの事でした。

引き続き高橋弁護士が交渉した結果、12月に二週連続で、各日2時間の説明会の開催が決定致しました。
交渉して下さった高橋弁護士と、二週に渡る開催に応じて下さった環境局に感謝致します。

13日の説明会は、第2回公開質問状でまだ回答を得ていない第2−5項、6項について、20日の説明会は、第1回、第2回公開質問状の全体についての質疑が行われる予定です。

日時 12月13日(木)、20(木) 17〜19時
参加 市民10名、弁護士、報道機関

IWJ福岡1chでの中継を申請予定です。

市に提出した公開質問状は、以下のページに掲載しています。

第1回公開質問状
http://haikibuster.seesaa.net/article/290192390.html

第2回公開質問状
http://haikibuster.seesaa.net/article/297554636.html

皆様どうぞ宜しくお願い致します。


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2012年11月11日

第2回公開質問状に対する説明会が行われました

11月1日(木)18〜19時半、ハイキブツバスターズ北九州が提出した第2回公開質問状に対する説明会が行われました。

参加したのは住民側10名、弁護士2名(高橋氏、池上氏)、環境局職員5名(映像左から、北九州市環境局循環社会推進部 保全課長 作花氏、災害廃棄物調整担当課長 梶原氏、施設課長 阿部氏、業務課長 藤本氏、災害廃棄物調整担当係長 森氏)、報道関係者・記録係10名でした。
参加者の皆様、中継をご覧下さった皆様、情報を拡散して下さった皆様含め、ご支援下さっている皆様、ありがとうございました!

ハイキブツバスターズが取り組んでいる説明会については、多くの方の様々なご意見があるかと思いますが、北九州市との冷静な質疑応答は必要であると、ハイキブツバスターズメンバーやご協力下さっている弁護士達は考えています。

今回も市側が事前の書面回答を拒否し、説明会の場のみで回答をした為に時間不足となりましたが、今回の説明会の中で、北九州市環境局は、「北九州市で燃やしているがれきの焼却灰から、100数十Bqの飛灰が出ている可能性がある」という事を認めました。
これは大変重大な回答であると言えます。引き続きこの点について、環境局に対して十分な説明を求めて行くつもりです。

ハイキブツバスターズは第2回公開質問状に対する説明の、残り部分の為の説明会の開催を市に要望しており、出来れば今月中にも開催させて頂く様に、交渉中です。
進捗状況はこちらでご報告して参ります。どうぞ宜しくお願い致します。

IWJ FUKUOKA ch1
ハイキブツバスターズ第2回公開質問状に対する北九州市環境局説明会 中継映像
http://www.ustream.tv/recorded/26591813
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2012年10月29日

【今日の消印有効】直方産廃最終処分場に関する意見書、メール、FAXでもOKです

直方産廃に関する意見書(質問書)は、今日の消印有効です!
送付は郵便に限らず、FAXでもメールでも良いそうです。

嘉穂・鞍手保健福祉事務所へ問い合わせた所、
連絡先が業者に渡ることはないので(その為の保険事務所→県送付)、
お名前、電話番号などを書いて下さいとの事。
県が目を通し、意見内容のみを業者に伝えるとの事です。

現時点で届いている意見書は10通程度。皆様、ご送付をぜひ宜しくお願い致します。

いくつかのリンクをご紹介致します。
今回の意見書作成に限らず、産廃反対・市民運動全般、地震災害を考慮する上でも、
参考になると思います。
一つでも目を通して頂けると幸いです。

<熊本県水俣市 (株)IWD東亜熊本 産廃最終処分場問題>

水俣市HP 産業廃棄物最終処分場問題
http://www.city.minamata.lg.jp/156.htm

上記のリンク先には、水俣市長の意見書、熊本県知事の意見書、
熊本公聴会の概要などがリンクされています。


「水俣産廃阻止マニュアル」 水俣の産廃反対運動の経験を普遍化する
産廃反対運動を組織する人への提言として(水俣病センター相思社 遠藤邦夫)
http://www.takagifund.org/grantee/report/rep2009/06-29.pdf


<予定地に関係する活断層について>

福岡県地域防災計画(第2章 第3 活断層  第3章 第2節 県内活断層の位置及び評価

http://www.pref.fukuoka.lg.jp/uploaded/life/69/69071_15265959_misc.pdf

西山断層帯とは
http://www.jishin.go.jp/main/yosokuchizu/katsudanso/f091_nishiyama.htm

西山断層帯の長期評価
http://www.jishin.go.jp/main/chousa/katsudansou_pdf/91_nishiyama.pdf

福智山断層系の新期活動
http://topo.earth.chiba-u.jp/afr/backnumber/No20/20号%2011千田ほか.pdf

西山断層帯は、福岡県宗像郡津屋崎町(現福津市)から嘉穂郡穂波町(現飯塚市)に至る断層帯、
福知山断層系は、北九州市若松区から八幡東区、八幡西区を通り、田川郡香春町に至る断層系です。

宜しくお願い致します。
posted by ハイキブツバスターズ北九州 at 12:51| 公開質問状 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【日時決定】第2回公開質問状に対する説明会

先日の記事内でもお伝え致しましたが、ハイキブツバスターズ北九州が先日提出した第2回公開質問状に対する説明会の開催について、北九州市環境局循環社会推進課の梶原課長に高橋弁護士が交渉した結果、説明会の日時と参加人数が決定致しました。

日時 11月1日(木)18〜20時
場所 中島市民センター 2F 会議室大
参加 市民10名、弁護士、報道機関

当日の様子はIWJ福岡1chで中継される予定です。

提出した第2回公開質問状はこちらに掲載しています。
http://haikibuster.seesaa.net/article/297554636.html

皆様どうぞ宜しくお願い致します。
posted by ハイキブツバスターズ北九州 at 01:47| 公開質問状 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【本日、質問書提出締切】 次回、直方市産廃最終処分場に関する説明会日程

直方市の産廃処分場計画に関する説明会の日程が判明しましたので、お知らせ致します。

日時 11/21(水)19時〜
場所 小竹町総合福祉センター(小竹町大字勝野3362)http://goo.gl/maps/K64WW
電話 09496-2-2028
内容 直方市中泉に建設予定の産業廃棄物最終処分場についての説明会
参加資格 小竹町の住民に限らず、誰でも参加可

説明会開催地は、処分場計画予定地3km圏内の小竹町です。

先日の配布資料に載っていた会社所在地を調べた結果、
会社所在地はレンタルオフィスだということが分かりました。

福岡県 福岡市博多区 博多駅東2-5-1 アーバンネット博多ビル4階
http://www.office104.net/office_00000134.html

この物件の提供者は、「福岡市博多、天神のレンタルオフィス・貸会議室・電話代行(バーチャルオフィス)
株式会社アーバンオフィス」 http://www.urbanoffice.org/

がれき問題でいつもご尽力下さっている方が、
直方市の隣りの飯塚市で情報通の方のご連絡先を教えて下さり、早速お電話でお話を伺いました。

先日お話した計画予定地区の区長さんには、
地元住民が説明会に参加して、組織立って計画的に反対しないと止められないということ、
産廃最終処分場計画を説明会の段階で10件近く止めて来られた高橋弁護士のお話を
一度聞いて欲しい、ということをお伝えしました。
その時のお答えは、自分の一存では決められないので、会議後に何らかのご連絡をするとのことでした。

計画者の福岡エコクリーン株式会社は、やはり安心して任せられる企業とは思えません。
安心して任せられる処分場なんて本来無いとも言えます。
この会社への意見書(質問書)の提出締切は、今日29(月)です。
全国から是非、お送り下さい。

反対意見を述べるだけではあまり効果が無いようですので、
提出を考えて頂ける方には是非、質問書を出して頂けたら幸いです。

力を合わせれば止められる筈です。相手は国ではありません。
でも反対が無ければ止まらない様です。
がれき問題と無関係ではありません。これは恐らく、後々、放射能汚染問題になっていきます。
計画の段階が進めば進むほど、処分場計画は止めにくくなっていきます。


福岡県嘉穂・鞍手保健福祉環境事務所
〒 820-0004 飯塚市新立岩8-1 飯塚総合庁舎 2階
所属代表窓口 電話番号:0948-21-4911 FAX番号:0948-24-0186
kahokurate-hhe@pref.fukuoka.lg.jp


意見書(質問書)は今日まずFAX送信して頂いていれば、
もし郵便が明日届くとしても受け付けて貰えるかもしれませんので、まだの方は是非お願い致します。

業者は放射性物質検査は一切しない。
埋設する汚染防止用のゴムシートは耐久年数50年。
会社倒産後は福岡県が後始末をすることになっている。
公表されている会社所在地はバーチャルオフィス。

ある方が作成された質問書の一部を、少しアレンジしてご紹介致します。

質問は何項目もに渡る必要はありません。1人1問ずつでもお出し頂ければ、業者に、
それだけこの件について真剣に対応して頂くことに繋がります。



質 問 書

平成24年10月29日

福岡エコクリーン株式会社 御中
FAX送信先:福岡県嘉穂・鞍手保健福祉環境事務所 御中
FAX番号:0948-24-0186


質問者 ○○○○


 貴社開催の平成24年10月14日付「産業廃棄物処理施設の設置に係る環境調査説明会」(以下「本説明会」と言います。)に関し、下記の通り質問致します。

中略

第4 貴社の概要等について
1 本説明会資料によれば、貴社所在地は、「福岡市博多区博多駅東2丁目5-1 アーバンネット博多ビル4F」となっています。
 しかし同所は、インターネット等で調べる限り、「レンタルオフィス」(バーチャルオフィス)と称される場所で、通常は、商談や会議等一時的若しくは短期的に使用される物件のように思われます。
当該所在地は、貴社の「本社所在地」ですか。そうでないとすれば、「本社所在地」を記載しなかった理由についてご説明下さい。

 2 貴社の設立年月日、目的、出資金、代表取締役を含む取締役の数、及び各氏名、従業員数、並びに産業廃棄物設置の実績等貴社の概要についてご説明下さい。
以上


皆様どうぞ宜しくお願い致します。

ラベル:環境汚染 がれき
posted by ハイキブツバスターズ北九州 at 01:32| 公開質問状 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月22日

STOP がれき焼却デモ in 福岡「今すぐやめろ、がれき焼却。生命(いのち)を守れ、西日本」無事開催されまいた!池上弁護士のスピーチ文字起こし掲載

昨日、福岡市内にて、STOP がれき焼却デモ in 福岡「今すぐやめろ、がれき焼却。生命(いのち)を守れ、西日本」が無事開催されました。デモにご参加された皆様、お疲れ様でした!

デモ行進の前に行われた集会では、壇上に立った一人一人がある程度時間を使って、
それぞれの立場からの思いを堂々とスピーチして下さり、
同じ冷泉公園内に出来た臨時遊園地にいた方達や、
デモの整理待ちの警官達にもしっかり伝わったのではと思えました。

主催者であるがれき問題を考える会・福岡の代表の田中靖枝さんの開会のあいさつに始まり、
震災がれきの広域処理に反対する議員連盟の呼び掛け人の議員さん達であるお三方、
福岡市の荒木龍昇市議、福岡県遠賀郡水巻町の津田敏文町議(集会には間に合わず代読)、
遠賀郡芦屋町の妹川征男町議、
ハイキブツバスターズ北九州に現在ご尽力頂いている北九州第一法律事務所の池上遊弁護士、
北九州ひまわりプロジェクトにご尽力頂いている斉藤利幸弁護士、
ナガサキの被爆者で漫画家の西山進氏、福岡市内の開業医の方(代読)、
熊本でがれき反対運動等、幅広く活躍されている御堂岡啓昭氏、
山口県宇部市より山口のがれき反対運動を牽引中の安藤氏、
日明工場周辺住民として署名活動中の迫田氏、
東京からの避難者のAYAMOさん、岸本さん、
福岡県より中嶋さん、
大阪府よりがれき反対活動中の本多さん等がスピーチを行いました。

皆様それぞれ素晴らしいスピーチをして下さり、
その中の一つ、池上弁護士のスピーチは、原稿なしでしたが、
短くて非常に分かり易いものでしたので、早速文字起こしを致しました。


池上弁護士はハイキブツバスターズの取り組みを簡潔にご紹介下さり、
原発問題を含めた廃棄物の問題について語って下さいました。

@YuzulinさんのOneness TVより http://www.ustream.tv/recorded/26325834
池上弁護士の出番は、00:25:00〜00:29:30頃

池上遊弁護士
「こんにちは。今、ハイキブツバスターズという団体をサポートして、
北九州市に公開質問状を提出して、説明会を開かせて、今度、第二回の公開質問状を出しておりまして、
11月に入ってから、第二回の説明会を北九州市に求めると、いう流れになっている所です。

私がこの問題に関心を持つようになったのは、元々は3月11日にああいう事故が起きて、
その3日後に環境省がいきなり広域処理を発表して、広域処理が必要な量というのが、
そこから徐々に徐々にというか、大きく大きく減っていく訳ですけれども、
どうしてそういうことになるのか、じゃあ広域処理が本当に必要なのか、
という所から疑問が出発し始めました。

その間に、実際には基準値まで上がっていく訳ですけれども、それは置いといて、
総量の処理、がれきの広域処理が必要な量という所から、
徐々に徐々に、言っていることが信じられなくなってきて、今ハイキブツバスターズの方では、
実際に自分たちで見聞きした事実というのが一番大事だということで、
石巻市に行って、今実際どういう風な処理の仕方がされているのか、
という所を見て来ようという風に思っています。

私個人としては、前回の北九州市の説明会でも、
実際に広域処理をしたという所で、北九州市が処理を予定している量からすれば、
宮城県内で約2か月もかからずに処理出来るというお話でしたので、
2か月というのを聞いて、じゃあそれが短いのか長いのかというのは人によって、
評価が割れる所なんでしょうけど、私としてはそれほど長い期間だとは思いませんし、
それにかける、多額のお金ですよね。

先程お話がありましたけど、何兆円というお金もかかってる。
それがどこから出てるかと言えば、税金から出てる。
じゃあ実際放射性物質をまき散らしたのは誰か、と言ったら東電ですよね。東電は全く責任を持たない。

色々その費用対効果の問題とかも考えたり、
じゃあ誰が最終的に責任を取るのかという問題を考えたりすると、
本当にこの広域処理、少なくとも北九州市について、
東北からわざわざここまで持って来る必要があるのか、
という点が、一番の問題だろうと今は思っています。

それで、この広域処理の問題というのを、じゃあ北九州市について、
もう今後受け入れさせないようにすることが出来たと、
いうことで私たちのこれまでやってきた運動がそれで終わっていいかと、いうことも一方では考えています。

私は今、原発なくそう九州玄海訴訟ということで、4900人を超える原告の方々と、
玄海原発の差し止めの裁判をやっています。

最終的には廃棄物の問題というのは、製造段階から考えなきゃいけないという所だと思いますので、
原発の廃炉、日本全国にある原発の廃炉と、今なお出続けている廃棄物、この処理も、
出来ればこうしたせっかく市民運動が盛り上がってきた所だとすれば、
市民で考えて、広域処理というのを、国民全体の議論を尽くして、
きっちり処理していくというようなことが出来ないかなぁという風にも思っています。

そういう意味ではこの廃棄物の問題というのは、原発を無くそう、
という活動と必ずどこかでリンク出来るはずだし、
9月の23日にこの同じ場所で、さよなら原発の集会が行われましたけれども、
それと同じ位の人数が、この公園に集まるような集会が今後、
廃棄物の方でも出来れば良いなという風に思います。

いずれにしても今後、単純に広域処理、
今行われている広域処理の問題だけを片付けただけでは、
法律が基準値を上げてしまっている以上、
更に放射濃度の高い廃棄物が入って来ないという保証はどこにもありません。

なので、今後もこの問題には、広域処理が止まると止まらないとに関わらず、
多くの市民に関心を持って頂くような活動を、私としても、皆さんとしても、
していって頂けたらなと思います。
今後とも、一緒にがんばりましょう。宜しくお願いします。」


廃棄物の問題はがれきに留まらない、これを機に考えていくべきというお考えは、
本当にその通りだと思います。
がれき問題に取り組んできたハイキブツバスターズのメンバーにも、
少し前までは私はがれきの事しか考えていなかった人も多いはずですが、
廃棄物全般の問題に関して、無視出来ない問題だという認識が会の中でも広がって来ており、
今後、出来る事から取り組んでいけるのではとメンバーとしては考えています。


デモ行進終了地点で行われた集会では、11月1日(木)にハイキブツバスターズ北九州が提出した、
再質問状に対する環境局の説明会が行われることが、池上弁護士よりお知らせされました。

また、福岡市の脱原発活動家の田宮さんからも、原発反対とがれき焼却反対の運動が、
一緒にやっていけるように頑張りましょうという素晴らしいスピーチがありました。

集会の最後には、直方市に持ち上がっている産業廃棄物最終処分場問題について、
計画中の産廃業者に対する意見書の提出が呼び掛けられました。

産業廃棄物の最終処分場問題は、身近にある深刻な問題です。
建設計画に対するご意見や疑問を、是非お送り下さい。
産廃処分場は社会にとって、必要不可欠なものではありません。
多くの目で監視して、日本全国に処分場を作らせないようにしましょう。

意見書の送付先は以下です。締め切りは来週の、10月29日(月)です。

福岡県嘉穂・鞍手保健福祉環境事務所
〒 820-0004 飯塚市新立岩8−1 飯塚総合庁舎 2階
所属代表窓口 電話番号:0948-21-4911 FAX番号:0948-24-0186
kahokurate-hhe@pref.fukuoka.lg.jp

皆様、宜しくお願い致します。
posted by ハイキブツバスターズ北九州 at 20:43| 公開質問状 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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