2014年02月04日

北九州市発表の「飛灰の放射能濃度」の大ウソについて

みなさま、ご苦労さまです。

焼却炉で放射能(直接にはセシウム134、137)に汚染されたごみ(ガレキ)を焼却した場合に出る「飛灰」の放射能の濃度の問題です。依然としてこれに強くこだわっております。もっといえば、北九州市がこれまで発表した公式数字がいかにデタラメで、市民をだまし、愚弄するものであったかをどこまでも明らかにするものであります。

資料はすでにバスターズのMLにアップしてありますが、あれやこれやでその「解説」を遅らせてしまいました。申し訳ありません。いまや、ほとんど読む人もいないと思いますが、念のため、資料をアップした意味を説明しておきます。
資料?は、2013年5月5日に『ファイル共有』でアップしてある「アニメ北九州」2ページ目の数表です。そこでの結論として、北九州で2012年9月から2013年3月までに行われた焼却で出たセシウムの合計数値が[日明工場では]平均78Bq/kgであり、[新門司工場では] 52Bq/kgとなっております。これが北九州市が発表した責任ある「公式数字」から得られた結論です。

続く資料は、2013年11月4日にこのMLにアップしてある『フォト』4枚です。2011年10月時点の東日本のデータです。福島はもとより広く東京圏です。すべて清掃局から「公式発表」されたものです。放射能(セシウム)はそれほど急激には減衰しませんので、北九州に運びこまれた分とそれほど違いはないはずです。

その順序にそって資料?、資料?、資料?、資料?としておきます。それぞれ、東北地方および関東各県方面のごみ焼却ごの飛灰の放射能濃度です。当局の発表なのでひとまず前提に出来るはずです。

問題はそれらの数値と北九州市の上記発表(78Bq/kgないし52Bq/kg)との比較です。北九州市によれば、「10倍に薄めて燃やす」(9割の一般ゴミと一緒に燃やす)とのことなので、数値を10倍すれば実際の濃度が得られるということになる。つまり、北九州市の見解は「780ベクレル/Kg」ないし「520ベクレル/Kg」が実際の飛灰の放射能濃度だということになります。そこで、この数値の真実性が問われます。

資料?〜資料?では、東京23区の焼却結果が示されております。
概略でいえば、平均3千ベクレル/Kgから5千ベクレル/Kgです。一番ひどいのは江戸川清掃工場の1万2千ベクレル/Kgというのがあります。
北九州市の発表とは、あまりの違いです。しかも、北九州市は現地石巻市から運び込まれたものです。関東、東京のゴミそのもの濃度がこの程度(の汚染度)なのでのです。この「落差」はどういうことなのでしょうか。

資料?と資料?は東北現地を含む東日本全体です。福島県(あぶくま、郡山、いわき、南相馬)はやはりひどい汚染で2万ベクレル/Kgから9万ベクレル/Kgです。千葉県(柏、松戸)も4万ベクレル/Kg、6万ベクレル/Kgと福島なみの汚染です。

青山貞一氏も、現地(石巻市)で測定したが、がれきの濃度は100ベクレル/Kg級だと述べている。それを北九州市は「30ベクレル/Kg」と強弁してきた。それだけとっても「3分の1」以下に捻じ曲げていたのです。北九州市の欺瞞はきわめて悪質です。

これらのことから、結論としては、北九州市が試験焼却の時点で「焼却試料は8ベクレル/Kg」などといっていたことも完全なウソであることが明らかです。同時に、これまで一貫して暴露してきたように「飛灰は安全な100ベクレル/Kg以下であった」というのも完全なつくり話(デッチ上げ)であることが明らかです。実際の飛灰の放射能濃度が比較されているのだから、逃げる余地はないはずです。

私としては、北九州市が途中で焼却を「中止」したのは、「燃やすガレキが当初の想定ほどになかった」(そもそも東北のガレキを北九州市に運ぶ必然性はまったくなかった)ことも事実だと思いますが、同時にこのようにあからさまなウソをつきとおすこと出来なくなってきたことにも原因があると考えております。いや、それ以外の結論はありません。

今からでも遅くないということで、ぜひご注目ください。  

     秋山 
posted by ハイキブツバスターズ北九州 at 00:00| がれき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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