2013年02月21日

1月24日の新門司工場での作業員死亡事故の原因と経過を明らかにし、責任を明確にしてほしい


2月7日14時に北九州市に3団体で提出した、新門司工場での死亡事故に関する申し入れ書の内容は以下の通りです。



2013年2月7日

北九州市長
  北橋健治様

                      ハイキブツバスターズ北九州
いのち・未来 うべ
                      がれき問題を考える会・福岡

連絡先
                                               
申し入れ

1月24日の新門司工場での作業員死亡事故の原因と経過を明らかにし、責任を明確にしてほしい

市長は、安心安全な北九州市にむけて、市政に邁進されていることと存じます。
わたしたちは、1月24日に新門司工場で起きた作業従事者死亡事故について、下記のとおり申し入れます。2月21日までに、文書回答をいだきますよう、お願いします。またe-mailにても送信してください。

申し入れの趣旨
1.北九州市には事故の原因と経過を調査しその結果を明らかにする責任があります。
1月24日に、北九州市のごみ処理施設の新門司工場熔融炉で、61歳の作業従事者が炉内で焼却灰をかき出す作業中に死亡する事故が発生しました。私たちは、マスコミの報道でこの事故を知りましたが、事故を伝える内容は次のように異なっており、死亡事故の原因と経過なで、事故の全容は詳らかにされていません。
朝日新聞は「門司署や市環境局によると、男性が炉内で焼却灰をかき出す作業中に転落。約3メートルの高さにある足場に安全帯を装着していたため、宙づり状態になり、上半身が焼却灰に埋まったという。」他方、毎日新聞は「同署と北九州市によると、男性は焼却炉(深さ約15メートル)内で、炉の内側に付着した「クリンカー(焼塊)」と呼ばれる固形の灰を鉄製の棒を使って下に落とす作業をしていた。通常は組み上げた足場の上で作業するが、男性は高さ約2メートルまで積もった灰の上に乗って作業をしていたところ、足元の灰が崩れて転倒。そのまま灰に埋まり、約1時間後に救出されたが死亡が確認された。」と伝えました。
この事故で亡くなられた方の口惜しさ思うとき、どうして、炉内で死ななければならなかったのかと居たたまれない気持ちになります。市設の熔融炉での委託作業中の事故であり、北九州市には今回の事故について、調査し事故の原因特定と経過の全容を明らかにする責任があります。

2.震災がれきの焼却による有毒物質が充満している炉内での作業が原因ではないか
一般廃棄物のなかにも、作業従事者に有害な物質が含まれており、熔融炉内での焼却灰除去の作業は危険だと指摘されてきました。加えて、昨年から同工場には、放射性物質や有害物質、重金属を帯びた震災がれきが宮城県石巻市から運び込まれ、焼却されていました。それだけに、焼却によって人体に有毒な物質が生成、施設体に固着し、事故当時も作業によって有害物質が炉内に充満していたのではないか、そして、そのことが今回の事故の原因になったのではないかとの疑念を払うことができません。

3.事故の原因調査
作業従事者周辺の炉内状態、事故の原因が作業従事者に与えた影響などを詳しく調査し、事故の真相を明らかにすることが急がれます。その行為こそが、事故防止策につながります。

よって、上記の趣旨により、次のことを申し入れます。

申入事項
1.今回の事故の報道は「作業中転落」「焼塊上での転倒」と錯綜している。今回の死亡事故について責任がある北九州市が、今回の事故の原因と作業従事者が死亡した経過を明確にして、公表すること
U、炉内物質濃度測定の規定について
1.炉内作業に関する濃度測定の「安全規則」の有無とその文面を公開する
こと。
2.事故日の焼却炉内の放射性物質、有害化学物質や重金属の測定濃度を公
表すること。 
3.事故日の炉内は「安全規則」に照らし、作業可能状態だったか明確し公表すること
U.焼却炉内の作業について、
1.炉内清掃に関する「安全作業」規則の有無とその文面を公表すること。
2.1月24日の作業と管理は安全作業規定に則していたのか否かを公表す
ること。
 3.新門司工場には労働安全衛生法規定の「総括安全衛生管理者」「安全管理者」「衛生管理者」「作業主任者」そして「統括安全衛生責任者」が指定されていたか、明らかにすること。また、「安全委員会」が設置されていたかを明らかにすること。
 4.北九州市と委託業者との委託契約での、炉内作業環境と炉内作業の安全確保の規定を公開し、事故を検証し、結果を公表すること。
posted by ハイキブツバスターズ北九州 at 17:47| 申し入れ書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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