2012年09月10日

9月12日(水)デモ&お話伺い 呼び掛け文

震災がれきの受け入れ中止を求める共同アピール

9月17日より北九州市で震災がれきの本焼却が始まろうとしています。

しかしながら、震災がれきにはPCB、アスベスト、水銀、ヒ素、六価クロムなどの有害化学物質や重金属、そして福島第一原子力発電所の事故による多核種の放射性物質が付着しており、安易に移動・焼却はすべきではありません。
それにも関わらず宮城県から北九州市まで1500qも移動させ、しかもその運搬費用は全体で20億円にものぼろうとしています。

また、震災がれきの焼却を行う日明、新門司、皇后崎の3工場、最終処分場の響灘西地区では、全ての地域で公害協定が明確に確認出来ない状況です。

更に、北九州市民や近隣市町村住民の再三にわたる詳細な説明要求にも、北橋市長及び北九州市は正当な理由無しに応じようとせず、住民の試験焼却以後の健康不良の訴えに耳を貸そうともしていません。

国は、震災がれき由来の放射性セシウムに関係する健康被害にのみ責任を取ると言っていますが、北九州市は焼却前後の健康調査は行わないと明言しています。
それでどうやって健康被害の有無を判断するつもりでしょうか。
しかも放射性セシウム以外の有害化学物質や、有害重金属由来の健康被害への対応はどうなるのでしょうか。

現在に至っても、試験焼却で出た灰は最終処分場への埋め立てが出来ずに焼却工場に積み上げたままであり、北九州市は試験焼却の全行程が終わっていないにも関わらず、本焼却を強行しようとしています。

北九州市で震災がれきの本焼却が始まれば、その影響は北九州市近郊に留まらず、気象条件により九州他県、中国四国、関西地域にまで及ぶ可能性が否定出来ません。

我々は昨年の大震災以降、様々なボランティアや募金などで少しでも震災地の役に立ちたいという意志を示してきましたし、その気持ちは未だに変わっておりません。
しかし以上のように、巨額の運搬費用や処理費用を費やし経済的、健康的、環境的に問題がある広域処理が、本当に被災地の復興に役立つのでしょうか。

今、私達は、被災地の人達に寄り添い、九州の地で避難者を受け入れ、安全な食べ物を供給し続けることによって、命を繋ぐことから始めることが支援のあり方だという思いに至りました。
北九州市による放射能拡散を見逃しておいて、この地に避難してください、この地の食べ物を食べてください、と被災地に呼び掛けられるのでしょうか。

かつて深刻な大気汚染や水質汚染などに苦しんできた過去があるにも関わらず、環境や人体への影響が確認出来ないまま焼却を強行しようとしている北九州市の安易な姿勢に、我々は強い疑念を抱かざるを得ません。
北橋市長と北九州市は今こそ過去を教訓とし、予防原則に関するウィングスプレッド合意声明に基づき、北九州市民及び近隣自治体住民に対し震災がれき広域処理に関する情報を全て公開し、民主的かつ十分な説明を行う義務があります。

我々はここに、北橋市長及び北九州市に対し、震災がれきの受け入れ手続きを中止し、我々の様々な疑念に答える形での公開質問会を開催することを要求します。






ハイキブツバスターズ北九州

がれき問題を考える会・福岡
posted by ハイキブツバスターズ北九州 at 13:45| Comment(2) | 公開質問状 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント

タカトリ様
「三重県熊野市瓦礫受け入れ問題」へのコメントありがとうございます。返事が遅れてしまい申し訳ありません。こちらにコメントさせていただきます。ブログ拝見させていただきました。理路整然とした活動に頭が下がります。がれき広域処理の問題を考える会では、手探りの中、池田こみちさんの講演会、陳情書提出、反対署名提出、質問状提出と活動してきましたが、未だ熊野市からは充分な説明をもらえている状況ではありません。質問状に対する返答は、10日を期限としていましたが、県への質問の返答がきていないという理由で延び延びになってます。これに関し、再度返答の要求をしているところです。
ハイキブツバスターズ北九州の活動に賛同させていただきます。
北九州まではなかなか足を運ぶことは出来ませんが、つながりを深め、情報の交換や拡散などやれることを共同していけたらと思います。
よろしくお願いします。
Posted by nonukeskumano at 2012年09月12日 13:34
nonukeskumano様

こちらこそお返事が遅くなり、大変失礼致しました。
お返事頂き、誠にありがとうございます。
また、ブログをお読み頂き会の活動に賛同の意を表して頂き、大変感謝致します。

当会を今手伝って下さっている高橋弁護士も、池田こみちさんの講演を聴き、
がれきの広域処理について疑問を抱くようになったそうです。

三重県熊野市でも行政と市民との間の問題が解決されていないのですね。
国や自治体との戦いは簡単ではありませんが、市民グループ同士で横の繋がりを大切にしながら、協力していけたら幸いです。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
Posted by ブログスタッフA at 2012年09月13日 23:39
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